北海道兼喜会14代目会長

嶋守 吉範


 新年あけましておめでとうございます。

清水建設株式会社の皆様、また全国連合兼喜会会員の皆様におかれましては お健やかに新年をお迎えになられました事とお慶び申し上げます。

旧年中は北海道兼喜会の運営に関しまして、清水建設株式会社北海道支店  竹中執行役員支店長様をはじめ支店幹部、社員の皆様、北海道兼喜会会員の皆様には格別なるご指導・ご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

本年、北海道兼喜会定時総会におきまして、前任の櫻田前会長より北海道兼喜会会長としての大役を引き継ぐ事となりました。重責に身の引き締まる思いですが、会員の皆様のご支援、ご協力、また清水建設株式会社北海道支店様よりのご指導、ご鞭撻を頂きながら新執行部と共に会の活動に全力で傾注する覚悟であります。何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、新型コロナウイルス感染症に関しては完全な終息を向かえたわけではありませんが昨年5月、5類感染症へ位置づけされた事で対面形式での人数規制のない事業活動が再開し、良好なコミュニケーションが取れていましたコロナ感染症流行以前の日常に戻ってきた事に大変安堵しております。

2021年に発足しました連合兼喜会研究会の活動も「産業政策推進」「担い手確保・育成」「生産性向上(ツール・働き方)」の重要3部門の課題に対し様々な取り組みをしてまいりましたが、本年は会員への更なる情報発信、情報の共有化、各課題への取組を更に強く推し進め、直面する課題に北海道兼喜会としても地域性を踏まえた上で一定程度の成果を出さねばならないと考えております。

労働人口の減少と少子高齢化による慢性的な担い手不足・CCUSへの更なる加入促進、そして本年4月1日より働き方改革関連法にともなう労働時間の上限規制の適用等々とりまく現状と課題は大変多くありますが、長く続いてきた建設業の構造自体の今が転換期と考え迅速に対応していかなくては労働力確保の観点からも、今後の建設業の在り方を考えましても他産業との競争には到底勝つことなどできないものと思っております。建設業は今でも国の基盤を作っていく産業であり有事の際には復興・復旧にあたり日本の安全・安心を守る大変重要な産業です。そこで働く人がこの仕事に誇りを持って安心して従事できる様に今後も業界のリーディングカンパニーであります清水建設株式会社様と共に邁進していきたいと思っております。

結びになりますが、清水建設株式会社の益々のご隆盛と全国連合兼喜会の皆様のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。

本年もよろしくおねがいいたします。

 

                                                                                                                                                                                     令和6年1月