北海道兼喜会14代会長

嶋守 吉範


  新年あけましておめでとうございます。

水建設株式会社の皆様、また全国連合兼喜会会員の皆様におかれましては お健やかに新年をお迎えになられました事とお慶び申し上げます。

旧年中は北海道兼喜会の運営に関しまして、清水建設株式会社北海道支店竹中執行役員支店長様をはじめ支店幹部、社員の皆様、北海道兼喜会会員の皆様には格別なるご指導・ご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

 

  さて、新しい年を迎えまして令和7年の干支は「乙巳」であります。

この「乙巳」の年は、多くの人にとって成長と結実の年になるといわれております。今年は皆様におかれましても、長らく努力してきた積み重ねが一気に芽吹き「目標達成」「大願成就」を収める良き1年となる事を願っております

私共建設業を取り巻く環境につきましては、昨年来の民間設備投資の増加、公共建設投資の下げ止まり、設計労務単価の引き上げ等により環境自体は若干の改善傾向で推移している現況でありますが、我々専門工事業者としては労働人口の減少と少子高齢化による慢性的な「担い手確保」の問題は最重要課題であり、何としても建設業で働く人々や建設業を目指す若者が夢と誇りを持って活躍できる魅力ある産業として行かなくては、建設業全体の就労者数の増大はもとより、他産業との人材確保競争にも勝ち抜けるものではないと思っております。特にこれから建設業を目指す若い人材を増やすためにも新3K「給与」「休暇」「希望」に「かっこいい」を加えた新4Kの実現に向けて、連合兼喜会研究会の活動でもあります「産業政策推進」「担い手確保・育成」「生産性向上(ツール・働き方)」の重要3部門への取組を今まで以上に更に強く推し進め、全国連合兼喜会会員皆様と共に魅力ある建設業作りに本年も取り組んでまいりたいと思っております。

建設業は人々が豊かで持続可能な生活を営むために必要な社会基盤づくりの中心的な役割と災害等の有事の際には復興・復旧に率先して対応にあたるなど、日本の安全・安心を守る社会的使命を担う大変重要な産業であります。私共はこの建設業に誇りを持ち、そこで共に働く人々がこの仕事に安心して従事できる様に今後も業界のリーディングカンパニーであります清水建設株式会社様と共に切磋琢磨をし、車の両輪として活動をしていきたいと思っております。

結びになりますが、清水建設株式会社の益々のご隆盛と全国連合兼喜会の皆様のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。

 

本年もよろしくおねがいいたします。

 

                                                                                                                                                                                     令和7年1月